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アキバ在住アナリストのブログvol.9          アキバ・ロボット運動会2006(下)〜1万人がロボットに触れ、楽しんだ3日間(11/16更新)

アキバ在住アナリスト、CICOM(サイコム)取締役の石原です。

さてロボット運動会の最終レポートは、今年の主役といえる日替わりで開催された競技大会です。

初日は「ロボットアスリート大会」。2mを走る徒競走、直径45cmの大玉ころがし、10個の紅白玉を対戦相手のフィールドに入れていく玉入れ合戦、スポンジ製ハードルや坂道など5つの難所をクリアする障害物競走、以上の競技の得点上位8体による押しくら饅頭・生き残り合戦に、20体(うち3体リタイア)のロボットが技を競いました。

押しくら饅頭で8体のロボットが生き残りの激闘
押しくら饅頭で8体のロボットが生き残りの激闘


2日目は「ロボットバトル大会」。2足歩行ロボットの格闘技大会「ROBO-ONE」のルールに準拠して行なわれ、優勝者は来年3月に開催される第11回ROBO-ONE大会に秋葉原地区代表として決勝進出権を勝ち取れるため、大変な熱気でした。優勝は第10回ROBO-ONE準優勝者が製作した「ivre」。同氏は前日のアスリート大会も別のロボット「noir」で制しているため、今回の第1回ツクモCUP二冠を達成しました。

ロボットバトル大会の決勝トーナメントの結果
ロボットバトル大会の決勝トーナメントの結果


3日目の最終日は「ロボットサッカー大会」。ツクモロボット王国が近藤科学と共同開催する2足歩行ロボットのサッカー大会で、1チーム3体のロボットが、専用フィールドの中で、5分ハーフの熱戦を繰り広げました。この日は同じサッカー競技として、ロボカップのAIBOリーグに参加している東海大学と玉川大学がデモゲームを行ない、無線とはまた違った自律動作によるボールコントロールを披露していました。

KHRクラス決勝で見事なシュートを披露
KHRクラス決勝で見事なシュートを披露

東海大と玉川大のAIBOサッカーをインタビューする明珍研究員
東海大と玉川大のAIBOサッカーをインタビューする明珍研究員


番外編として大会初日の夜には、秋葉原ダイビルのコンベンションホールで、交流会も開かれました。第一部は「アキバ・ロボット・トークセッション」と題し、妹尾大会委員長の進行で、サイエンスジャーナリストとしても名高い評論家の立花隆氏、SFを日本に根付かせた早川書房の早川社長による対談となりました。70年代当時のホテルニュージャパンに日米の作家が集まり、そこからSFが広がっていったエピソード、ロボットの語源はチェコの作家カレル・チャペックの奴隷にありますが、今後の日本の発展は新しい奴隷ともいえるロボットの開発にかかっているといった発言に場内が沸きました。第二部は総合科学技術会議の柘植綾夫議員の来賓挨拶に始まり、交流パーティーで大いに盛り上がりました。

交流会の第一部では3人が熱いトークセッション
交流会の第一部では3人が熱いトークセッション


今年の「アキバ・ロボット運動会 2006」の3日間の来場者は、マスコミの関心も高く、大きく取り上げられたこともあり、延べ10,700人に達し、昨年2日間開催の3,700人を上回ることができました。特に各地で行なわれているロボット競技会が、マニア色が強く初心者には敷居が高いものであるのに対し、一般参加者も楽しめてロボットの未来を感じさせる場の提供になったと思います。将来、秋葉原に「先端技術体験館(仮称)」を建設し、ロボット常設展を設置していく構想の実現が待たれます。

「アキバ・ロボット運動会2006(上)〜
ロボットによる聖火点灯・選手宣誓で開幕」
 のページはこちら


「アキバ・ロボット運動会2006(中)〜
初公開や実用化間近のロボットが登場」
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