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アキバ在住アナリストのブログvol.10          AKIBAXが5年ぶりに復活〜テクノロジーとアキバの激変振りを実感(12/27更新)

アキバ在住アナリスト、CICOM(サイコム)取締役の石原です。

2006年も残り僅か。今年も秋葉原ではビッグイベントが目白押しでした。そのトリとして、12月22日(金)〜24日(日)の3日間、秋葉原UDXビル2階をメイン会場に、PC関連の最新テクノロジーを展示するアキバ最大のイベント「AKIBAX」が5年ぶりに開催されました。

各社が自慢の最新テクノロジーをアピール
各社が自慢の最新テクノロジーをアピール

正式名は「AKIBAX 2006 powered by Windows Vista Ultimate」。マイクロソフトが来年1月30日に一般発売するWindows Vistaの最上位版が国内で初めて公開されました。連日、入り口のステージでは、お笑いタレントやブログアイドルによるイベントが開催され、人気を呼んでいました。そのなかで、エアギターコンテスト世界一のダイノジの熱演と女子空手チャンピオン小林由佳さんのブログ分析が最高でした(撮影禁止だったので掲載できないのが残念です)。また奥のシアターや出展ブースで、パートナー企業13社による最新技術のプレゼンテーション、そしてタッチ&トライコーナーでVistaインストールPCを実体験してきました。

Vistaはセキュリティが強化され、数々の機能がアップしていますが、やはり凄いのは新しいグラフィック・ユーザー・インターフェース(GUI)のWindows Aero(エアロ)です。3Dグラフィックを使用し、ウィンドウが透けて見えたり、立体的に傾けることができたり、視覚効果が格段に向上しています。

最初にGUIを採用したパソコンは81年に登場したゼロックスのStar。続いて83年にMacintoshの前身であるLisa、そして84年にMacintoshが登場しました。WYSIWYG(What You See Is What You Get) テクノロジーは、DTPシステムに欠かせず、今も出版・印刷業界で用いられている制作システムであり、これに触発されて85年11月にWindows 1.0が投入されたといわれています。会場内のNECブースに、「Windowsの進化とパーソナルコンピュータの発展」のコーナーがあり、懐かしい実機が展示されていました。

わが国PCの発祥は秋葉原
わが国PCの発祥は秋葉原
(ラジオ会館7階に記念プレートがあります)


Windows はその後もバージョンアップを続けています。90年に描画システムとしてGDI(Graphic Device Interface)を採用したWindows 3.0、93年のインターネット日本上陸とともに現れたWindows 3.1、そして95年8月24日、Chicagoのコードネームで開発が進められていたWindows 95が世の中に大ブームを巻き起こしました。それまでの主流OSだったMS-DOSを捨てて、PC起動時からそのまま動く初のWindows OSでした。日本では11月23日に発売、秋葉原では日付が変わる午前0時に深夜販売があり、購入したパッケージを手に終電へ走る姿やMac信奉者の反撃のインタビュー、さらには暴走バイクが中央通りを走り抜ける模様が大きく報じられました。

その後、98年にInternet Explorer 4.0標準搭載のWindows 98、翌年にWindows NTプラットフォームで使われていたドライバモデルを備えた98SE(Second Edition)、ミレニアムの2000年には16ビットOSの最後を飾ったME、2001年にはユーザーインタフェースをスタートボタンに集約したXPが登場しました。マイクロソフトは毎年のように、バージョンアップしていましたが、Longhornのコード名であったVistaは、当初の2003年発売予定が2004年にずれ込み、2004年度発売が2005年度へ、さらには2006年冬へ延期となり、ようやく予定通りリリースすることになりました。

今やCPUもマルチコアの時代を迎えており、インテルのCore 2 Duoがヒット、AMDのQuad FXもVista前後に発売されることが表明され、来年はパソコンが最飛躍に入ると期待されています。足元で買い控え傾向にあるパソコン商戦も熱気を帯びることでしょう。

こうした技術の進歩とともに秋葉原駅前の変貌にも改めて驚かされます。そうです。97年から2001年まで「AKIBAX」は、この秋葉原ダイビルの敷地で開催されていたのです。

2001年当時の秋葉原駅前の会場
2001年当時の秋葉原駅前の会場
(右奥にある旧日通本社も今は建替中)


前回の「AKIBAX2001インターネットショー in 秋葉原」は、30以上の企業がテントを張り、コンパニオンが勢ぞろいし、2001年の7月19日から4日間で16万6,525人の集客がありました(これは秋葉原記録です)。特に初日は「ファイナルファンタジーX」の発売日でごった返していました。「アキバが変わる、日本が変わる」と題し、竹村健一氏や手塚治虫の子息でビジュアリストの手塚眞氏のトークショーに参加したのを思い出します。

進化するテクノロジーとアキバ、来年も引き続きこのブログで最新情報をご紹介して参ります。

本年一年、ありがとうございました。

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