CICOM BLOG

HOME > 石原昇のブログ > アキバ在住アナリストのブログvol.23             秋葉原は秋のイベントが目白押し〜エンタまつりやロボット運動会に沸く(10/31更新)  



アキバ在住アナリストのブログvol.23             秋葉原は秋のイベントが目白押し〜エンタまつりやロボット運動会に沸く(10/31更新)  

アキバ在住アナリスト、CICOM(サイコム)取締役の石原昇です。

文化祭や運動会が集中する10月。今年も秋葉原では数々のイベントで盛り上がりました。筆頭は経済産業省が音頭をとり、コンテンツ関連の18のイベントを統合した「Japan国際コンテンツフェスティバル(CoFesta)2007」。 秋葉原では、10/4(木)〜7(日)に「JAM2007」、11(木)〜14(日)に「ASIA GRAPH」、20(土)〜28(日)に「秋葉原エンタまつり」がありました。また昨年に続いて、20(土)〜21(日)に「アキバ・ロボット運動会2007」が開催され、同時に「秋葉原不思議交流空間プロジェクト」の実証実験も始まりました。

「秋葉原エンタまつり」には芸能人も多数来場
「秋葉原エンタまつり」には芸能人も多数来場

[JAM 2007」はJapan Animation Contents Meeting の略。通常のフィルムやキャラクターの販売ではないアニメの新ビジネスモデルの創出を企図しています。アニメ・チャレンジオーディションやアニメ・ビジネスショーケースの展示、海外作品の上映会やシンポジウムが連日開催されました。なかでも世界初の360度の3Dシアター「MEGA 3D 360」には長蛇の列ができ、ムシキングの迫力ある映像は圧巻でした。カブトムシが羽ばたくと、その風圧が体感できます。今後、ショッピングセンターなどにレンタルで登場する予定です。

「ASIA GRAPH」は、アジアから世界へ発信するCG(コンピュータ・グラフィックス)のイベントで、世界最大規模の北米のSIGGRAPH、欧州のEURO GRAPHとともに認知度が広がってきました。UDXの会場には、大学を始めとした研究室の成果が実体験できるブースが競っていました。バーチャルリアリティやアートなどでCGのさらなる可能性が感じられました。

CGクリエーター河口洋一郎東大教授の映像
CGクリエーター河口洋一郎東大教授の映像


そして今回、「秋葉原エンタまつり」の一環として初めて開催された「MANGAフェスティバル」では、世界語となったMANGAの役割と課題を多くの視点から取り上げていました。2006年度に国内で発行されたMANGA(コミックス)の単行本と雑誌の新刊点数は1万点を越えています。その販売部数は12億6,000万冊と1人平均で年間10冊を数え、全てを並べると地球を7周半するそうです(奇しくも光が1秒間に進む距離と同じですね)。

海外、デジタル化、著作権をテーマにセミナーも開催
海外、デジタル化、著作権をテーマにセミナーも開催


MANGAはあらゆるエンタテイメントの原点です。現在放映されているTVアニメのタイトル数は2006年度に160にも達し、その6割はMANGAが基になっています。「サザエさん」、「ちびまる子ちゃん」、「クレヨンしんちゃん」など視聴率ベストテンの6つに及んでいます。実写のTVドラマもMANGAが原作となっているものが、「のだめカンタービレ」、「だめんず・うぉ〜か〜」など30を数え、全体の2割を占めています。また映画もヒット上位10作品のうち、「海猿」、「デスノート」など4つがMANGA原作です。MANGAは、そのキャラクターが、ゲームや玩具、グッズなどの市場を創出しています。そして近年、電子コミックの成長が著しく、2005年度は94億円となっています。

多くの言語に翻訳された右開きのコミック本を展示
多くの言語に翻訳された右開きのコミック本を展示


MANGAは、映画さながらの絵コンテやコマ割り、大胆なストーリーや描写の豊かさ、週や月の締め切りのなかで各作品が切磋琢磨されたレベルの高さが強みです。その発想、企画、ストーリー、世界観により、アニメや映画、ドラマを、ゼロから創作するのに比べてヒットしたMANGAを原作にするとリスクの低減と大きな売上が見込めるのです。

会場内のビデオはMANGAの波及効果をPR
会場内のビデオはMANGAの波及効果をPR


一方、昨年来場者が1万人を超えた「アキバ・ロボット運動会」は、今年も「競う=競技」「見る=観戦」「学ぶ=製作」の3つを柱に、50種100体以上のロボットが展示され、秋葉原ダイビルで開催されました。二足歩行ロボットによるサッカーや徒競走などのアスリート競技、ロボットバトル大会のほか、各種キットを教材とした「ロボットプレイランド」「ワークショップ&体験会」「親子ふれあいロボット工作教室」、またSF作家によるセミナーも盛況でした。

開催前日に行われた開会式にはロボットが勢揃い
開催前日に行われた開会式にはロボットが勢揃い

2足歩行ロボットによるサッカー大会に熱い声援
2足歩行ロボットによるサッカー大会に熱い声援


そしてこのブログでも度々お伝えしている秋葉原先端技術実証フィールド推進協議会によるプロジェクトの第1弾、「秋葉原不思議交流空間プロジェクト」がいよいよ19日(金)から始まりました。総務省委託研究UAAプロジェクトとして日立製作所が提案。秋葉原エリアでRFIDタグを搭載した「アキバタウンカード」を来訪者に配布し、5ヶ所に設置した街頭端末「ワンダーステーション」を通じて、秋葉原の街に関わる情報(店舗、イベント、商品、公共情報等)を、クイズ形式等で楽しみながら得られる技術・サービスを実証します。第2ステージは、11月16日(金)〜30日(金)に実施します。秋葉原にお越しの際は、是非参加してアンケートで感想をお寄せ下さい。

街頭端末「ワンダーステーション」で不思議体験
街頭端末「ワンダーステーション」で不思議体験


==========
サイコム・ブレインズに関するお問い合わせ、
研修についてのご相談はこちら
URL:https://www.cicombrains.com/contact/CB_form.html
Email:hrd@cicombrains.com


▲ページTOPへ戻る