CICOM BLOG

HOME > 石原昇のブログ > アキバ在住アナリストのブログvol.53               伝統とポップのクロスカルチャー〜アキバならではの正月イベント (12年1/19更新)



アキバ在住アナリストのブログvol.53               伝統とポップのクロスカルチャー〜アキバならではの正月イベント (12年1/19更新)

アキバ在住アナリストの石原昇です。

2012年が明けました。アキバのお正月は、神田明神の初詣とゲーマーズ前に集まるアキバ少年のカウントダウンから始まります。1月9日の早朝には、国民的アイドル「AKB48」メンバーの成人式で神田明神は再び大フィーバー。同じ日のベルサール秋葉原では、「アキバ大好き!祭り2012」が開催されていました。電気街とポップカルチャーの聖地との共存共栄をテーマに、電子工作教室やヲタ芸コンテストなど盛りだくさんの企画に沸きました。

53-1.gif
AKB48メンバーによる書初め(今年はコアメンバーの成人式が大注目)


アキバの最も過酷な正月イベントは、神田明神の寒中禊(かんちゅうみそぎ)でしょう。今年も1月14日の厳寒の朝、新成人を中心に70歳を超える高齢者も加わり、男性はふんどし、女性は白装束をまとい、冷水を浴びて身を清める儀式が執り行われました。

最初に神殿前でお祓いを受けて、境内を駆け足で1周。そして禊場で、船を漕ぐ仕草の準備運動の鳥船(とりふね)を行い、神名を唱える雄健(おたけび)を上げます。


  あさみどり 澄みわたりたる 大空の 広きをおのが 心ともがな

  さしのぼる 朝日のごとく さはやかに 持たまほしきは 心なりけり

  遠つ神 固め修めし 天八州 天地共に とはに栄えむ

  天津神 国津神たち みそなはせ 思ひたけびて 我が為す業を

  朝夕に 神の御前に みそぎして すめらが御代に 仕えまつらむ


道彦の先導で皆が合唱する独特の節回しが境内にこだまします。そして、邪気を払う雄詰(おころび)、深呼吸する気吹(いぶき)へ進み、いよいよ清水で心身を清める身禊(みそぎ)が始まります。桶ですくった清水を気合を入れて頭からかぶります。これが数回繰り返されました。

53-2.gif
後ろに据えた大きな氷柱が冷たさを増します


そして最後に、二礼二拍手一礼の拝礼(はいれい)、神田っ子恒例の一本締めで締めくくられました。

寒中禊は、神田明神だけで味わえる福神の祭りの「だいこく祭り」の一環です。翌日には、平安時代が始まりとされる日本料理の伝統を今に受け継ぐ、由緒正しい四條流の庖丁儀式が御社殿で執り行われました。装束姿で古式に則った儀式は見ものです。

祭りの二日間は、「商売繁盛でささもってこい!」と関西でお馴染みの十日戎の定番フレーズが流されていました。福笹を授かると、恵比寿様から福鈴のお祓い、大黒様から内手の小槌でお祓いを受けられます。

53-3.gif
今年こそは良い年になりますようにと祈願


こうした神事に対して、アキバで最もポップなイベントは、昨年から始まった「萌えクィーンコンテスト」でしょう。今年は1月7日の土曜日に、秋葉原UDXで決勝大会が開催されました。昨年の7月1日から、秋葉原のフリーマガジン「オタポケ」誌上とホームページ上で予選が行われ、人気投票によって選ばれた13人が当日の決勝に臨みました。

53-4.gif
秋葉原観光推進協会が後援、ネットでもLIVE中継されました


現在、秋葉原にはメイド喫茶やコスプレ居酒屋など萌え系の店舗は100店以上あり、働いている女の子は2000人以上いるといわれています。その中からナンバーワンの萌え美少女を決定するというイベントで、歌やダンスなどさまざまなパフォーマンスを競いました。今年は東日本大震災の被災者へ送る寄付を集める審査も行なわれました。

大会の実行委員長は出版プロデューサーの高須基仁さん。司会はお笑いコンビの「髭男爵」、審査委員には、おたくキャラの経済評論家の森永卓郎さん、お笑い詩吟の「天津」、ものまねタレントのおかもとまりさんらが集まりました。

53-5.gif
会場で配布された一般入場者投票券


グランプリに輝いたのは大トリで登場、「お菓子の国出身のお酒が飲める永遠の17歳」という秋葉原ガイドの「ちう」さんでした。

伝統とポップが共存し、硬と軟が混在するアキバ。今年も世界に向けて「元気」を発信していくことでしょう。


==========
サイコム・ブレインズに関するお問い合わせ、
研修についてのご相談はこちら
URL:https://www.cicombrains.com/contact/CB_form.html
Email:hrd@cicombrains.com 


▲ページTOPへ戻る