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アキバ在住アナリストのブログvol.57               アキバの歳時記2013年〜世界へ向けた「おもてなし」 (13年12/27 更新)

アキバ在住アナリストの石原昇です。今年は、富士山や和食の文化遺産登録、東京オリンピックの2020年招致など、世界から日本に注目が集まりました。ここアキバにも、伝統文化やポップカルチャーを求めて、内外からたくさんの観光客が訪れました。周辺では大規模な再開発も竣工しました。「おもてなし」に溢れたアキバの2013年を振り返ってみましょう。

【1月】 元旦、アキバ界隈の初詣の穴場は柳森神社。境内にはたぬきの像があり、「おたぬき様」と呼ばれています。「他抜き」とかけて、他に抜きんでるという意味から立身出世や金運向上にご利益があるとされています。大晦日から振舞われた甘酒や豚汁で身も心も温まりました。

【2月】 3日は神田明神の節分祭豆まき式。鳶頭による木遣りの声とともに、赤鬼や青鬼をはじめ、だいこく様、えびす様、雅楽の奏者、神職や氏子総代が参進します。鳳凰殿の演台から、300人を超える年男と年女が登壇し、豆やお菓子が撒かれました。

【3月】 旧練成中学校を活用して誕生した千代田アーツ3331。展覧会だけでなくワークショップや講演会といった文化的活動の拠点となっています。3月は東日本大震災復興支援のイベント「つくることが生きること」が開催されました。明治三陸大津波を伝える風俗画報や阪神・淡路大震災以降の復興年表など、貴重な資料が展示されました。

【4月】 12日に神田須田町のWATERRASと御茶ノ水のソラシティが同時オープン。かつて淡路小学校があった公園と日立製作所の本社跡地、この2つのエリアが再開発され、歩行デッキで結ばれました。多くの企業が入居し、新たな住民が増えました。個性あるショップやレストランは賑わいをみせています。

【5月】 9日の「鳳輦・神輿遷座祭」から15日の例大祭まで、4年ぶりに神田祭が挙行。平安絵巻を彷彿させる神幸祭では壮麗な行列が蘇り、各氏子町会が繰り出す神輿宮入は熱気と歓声に包まれました。今年は外神田四丁目田代会の神輿を担ぎました。祭の模様はインターネットで生中継され、
アキバならではの「伝統と電脳の融合」が話題を呼びました。

【6月】 8日にAKB48選抜総選挙が開票。アキバを拠点とするAKBは、上海やジャカルタにもチームをもち、世界最大のアイドルグループに成長しています。5回目となる今回の総選挙では、大番狂わせが話題となりました。常設のAKB劇場とAKB OFFICIAL CAFÉ & SHOPSに加え、ベルサール秋葉原の1階に期間限定のAKB48選抜総選挙ミュージアムが開設され、大盛況でした。

【7月】 5日にJR山手線高架下にCHABARA(ちゃばら)がオープン。「やっちゃ場」と「秋葉原」の造語が示すように、神田青果市場跡地でもある秋葉原を、新たな「食文化の街」として演出する試みです。日本全国の食の逸品を取り揃え、飲食ができる空間も設置されました。アキバの新名所として注目です。

【8月】 1日から4日間にわたり恒例のUDX夏祭りが開催。情熱的なサンバショーからスタートし、ものまね、上海雑技、ライブ、キッズショーなど豪華31のステージに、夏のアキバはさらに熱く盛り上がりました。

【9月】 14日、かつて交通の要衝であった旧万世橋駅に「mAAch ecute (マーチ エキュート)神田万世橋」が誕生。駅の通路や階段、プラットフォームは、1943年に閉鎖されて以来、70年ぶりに公開され、ショップやレストラン、展望テラスなど、周辺活性型の商業施設に生まれ変わりました。

【10月】 9月まで放映され、国民的人気を博したNHKの朝ドラ「あまちゃん」。東京の舞台となった上野アメ横では、海女caféが再現され、上野公園では数々のイベントが開かれました。ここアキバでも昌平橋の上でGMTメンバーがビラを配るシーンがロケされました。

【11月】 30日に秋葉原ラジオストアーが閉店。JR総武線高架下の部品街の一角が64年の歴史に幕を閉じました。かつて電気街の顔であった旧石丸電気の本店ビルも3月に完全閉鎖されました。マニアな来店客とプロの店員が丁々発止をする対面販売がどんどんネットに流れています。アキバの魅力を改めて再点検する必要に迫られています。

【12月】 冬のアキバの夜を照らす「UDX'MAS ILLUMINATION 2013」。今年のテーマは「大人なイルミネーション」。オフィスエントランスには高さ10メートルの大型ツリー、街路樹は、シャンパンゴールドを基調とした13万球のLEDで飾られました。

来たる2014年は、新しい都知事のもとで2020年に向けて東京オリンピックの準備が本格化します。1964年の東京オリンピックからちょうど50年。前回は、新幹線や首都高が開通、大規模ホテルが次々と開業し、東京の街並みは激変しました。今後は開催までの7年間で、新しいハードインフラのみならず、「おもてなし」のソフトインフラも、アキバの得意とするITを駆使して、進化が期待されます。
  
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