利益を最大化する戦略会計

利益を最大化する戦略会計
~経営をよりよくするために会計というツールを駆使する~

本科目のねらいは大きく二つあります。一つは、財務諸表を読めるようになること、すなわち、財務諸表から必要なメッセージを引き出せるようになることです。細部にこだわるほど全体像が見えにくくなるのが財務諸表。ざっくり読むためのツボを的確におさえることが大事です。
もう一つは、儲けを出すための会計を理解することです。利益にコントロールを与えるための4つの変数を理解し、実践で利益向上に結び付けられるようになることを目指します。

講師からのメッセージ

寺石 雅英 MASAHIDE TERAISHI

「ルールとしての会計」を学ぶのか、「ツールとしての会計」を学ぶのか?これがあなたにとって重要な分岐点となります。

多くの人々は前者の道を歩むわけですが、彼らはつねに正確性を求め、思考は硬直化し、知っていることの優越感に浸ることで、知らない者にもそのルールを押し付けるようになります。会計が得意な人がとかく嫌われ者であるのはそういう理由からです。

後者を志向する人間にとって、会計は経営を良くするため道具に過ぎません。彼らは利益の獲得や企業価値の向上に役立てるべく会計を駆使するため、周囲からは大いに頼りにされます。こうしたビジネス界できわめて希少な人材を輩出するのが本科目の使命です。

得られる効果

  • 財務三表(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書)が読めるようになります。
  • 自社や取引先の経営状態や経営改善のポイントがよく分かるようになります。
  • 的確な事業計画を書くスキルが高まります。

こんな方にお勧めします

  • 管理職で会計・財務分野に苦手意識のある方
  • 今まで会計・財務を学ぶ機会が無かったが、一度しっかり学んでおきたい方
  • 新規事業開発に従事している方や、新規事業開発をサポートする部門に属している方

各クラスの内容

クラス テーマ カバーする内容 映像講義視聴、事前課題
1

戦略会計とは/
貸借対照表と損益計算書

■ 貸借対照表の基本構造
■ 損益計算書の基本構造
■ 貸借対照表と損益計算書と
連関性

・決算書速読術(約100分)

2

キャッシュフロー計算書/
財務分析

■ キャッシュフロー計算書の
基本構造
■ 財務指標の使い方

・キャッシュフロー計算書
(約60分)
・財務分析をやってみよう
(約60分)

3

戦略会計実践/
最も儲かる価格決定法

■ 損益分岐点分析
■ 経営的観点からの損益認識

・最も儲かる価格決定法
(約60分)

クラスの進め方【反転授業】

クラス参加前に、定められた範囲の映像講義を視聴し、疑問点を明らかにしてクラスに臨みます。各クラスでは受講者同士が疑問点を共有し、教え合い、その後、受講生からの質問を中心に、講師が解説講義を行います。続いて、テーマにそったグループによる演習を行い、学んだ内容をよりビジネスの現場で活用できるようにします。また、受講生が抱える個別のご質問にもお答えしていきます。
受講者の声
終了時点でのゴールを聞かせてください

- 自社の経営状況がつぶさに分かるようになる

- 財務諸表を見て、自社の状況を客観的に見たり、同業他社との相違点を分析できるようになりたい

- 研究テーマの意思決定への活用

- 会計・ファイナンスの考え方を体系的に理解する

- 新規事業や投資の優劣が判断できるようになる

- ファイナンスレポートを評価できるようになりたい

- 会計、キャッシュフローの仕組みが分かるようになる

- 決算書分析が独力でできるように

この科目のよかった点を教えてください

- 初歩から学べ、一通りの知識を得ることができた事

- 分かりやすいし、大事なポイントが印象に残るような解説になっている。また、飽きないように雑談が適度にはさまれているのも良かった

- 馴染みのない分野であったが、とっつき易くすんなり入ることができた

- 実例を入れた説明が多くあること

- 財務諸表を様々な角度から読む方法を学べた

- とにかく説明の話が面白い!

- 実務者のエッセンスをいたるところに入れていただいたところ

- 理論だけでなく、実践的なのが良い。寺石先生の解説が分かり易く面白い

- 業務に活かせる経営指標、財務指標を分かり易く説明いただけた

- 具体的事例をもとにファイナンスの面白さを感じることができた

- 普通の会計・ファイナンスの講義と違い、ユーモアがあふれ、理解しやすい点

どのような学びが得られましたか?

- P/Lばかりでなく、B/Sの理解が深まった。大変勉強になりました

- 財務三表がどういったもので、それらをどのように使えば企業価値が求められるか体系的に学べた

- プロジェクトの価値判断に応用していける

- 自社、自部門や他社の分析に、財務諸表の読み方が役立つ

- 企業が生み出す価値について考える手法を手に入れた

- 企業価値の算定法などは、まったく新しい知識として学べた

- 資本コストや企業価値など用語のみ先行していたことが本質的にどういうものなのか理解できました

どのように活用しますか

- 財務諸表を見て、他社との比較分析で活用する

- プロジェクトの開始決定、要否判断の際に、価値評価手法を活用する

- 将来、投資案件に携わった際に、バリュエーションを判断基準として活用したい(相手の話を鵜呑みにしない、自分の考えを相手に分からせる)

- 投資価値評価の手法を自部門の開発投資評価に活用する

- 当社の理論株価を算出し、本当のフェアバリューがどの程度の株価なのか自分なりに理解したいと思います

- 今、担当している商品を他社に売るとしたらいくらで売るかを検討している