イノベーション戦略

イノベーション戦略
~技術やアイデアを評価し、事業化への意思決定を効率化する~

本科目は、MIT(マサチューセッツ工科大学)のMOTプログラムをベースに作られており、特に技術志向の高い企業にとって重要な、イノベーションに関わるトピックを取り上げます。技術やアイデアを製品やサービス、事業に仕立てていくにあたって必要な環境分析、競合・自社分析にかかわる基本的なフレームワーク、分析手法やイノベーションのプロセスを習得することを目的とします。

講師からのメッセージ

小林 敬明 HIROAKI KOBAYASHI

イノベーション戦略で学ぶ内容も、他の戦略系コース同様、考える道具です。イノベーション-『新しい何か』-そのものを生み出すのはアイデアであり、技術ですが、それをビジネスに仕立てるには、そのための頭の動かし方が必要です。

クラスで学ぶフレームワークはMOTで有名なMITで開発され、実際に用いられているものが中心です。フレームワークを活用して様々なケースに取り組み、ディスカッションを通じた気づきや学びを自分のものにしてください。

得られる効果

  • イノベーティブなアイデアを創出するツールを体得できます。
  • イノベーティブなネタを製品・サービスや事業にしていくためのスキルが身につきます。
  • 近年注目を浴びている社外(ユーザーや他組織など)との連携によるイノベーション創出のアプローチ方法を体得できます。

こんな方にお勧めします

  • 技術系のマネジャー
  • 研究開発に携わる方
  • 商品企画、製品開発などに携わる方

各クラスの内容

クラス テーマ カバーする内容 映像講義視聴、事前課題
1

テクノロジーとイノベーション

■ 技術革新、S字カーブ、
破壊的技術
■ イノベーションのジレンマ

・イノベーション概論(約10分)
・テクノロジーとイノベーション(約25分)
・戦略の定義と戦略策定プロセス(約20分)
【事前課題】
ケースリーディング

2

リードユーザーと顧客分析/
イノベーションと競合優位性

■ ユーザーイノベーション
■ リードユーザーメソッド
■ 4つの競合優位性

・リードユーザーと顧客分析(約20分)
・イノベーションと競合優位性(約25分)
【事前課題】
ケースリーディング

3

イノベーション戦略の実行/
オープンイノベーション

■ 実行の意思決定のための
分析ツール
■ オープンイノベーションの取り組み

・イノベーション戦略の実行
(約20分)
【事前課題】
ケースリーディング

クラスの進め方【反転授業】

クラス参加前に、定められた範囲の映像講義を視聴し、疑問点を明らかにしてクラスに臨みます。各クラスでは受講者同士が疑問点を共有し、教え合い、その後、受講生からの質問を中心に、講師が解説講義を行います。
各回クラスはケースディスカッションを行います。ケースに正解はありません。受講生はケースについて定性的・定量的な分析を行った上で、自分なりの答えを用意し、クラスに建設的なインプットを行えるよう準備してくる必要があります。多様なバックグラウンドを持つ受講者同士がお互いの意見をよく聞いた上で、議論を進め、建設的な批判をし、新しい見方を提供することから真の学びが生まれます。
受講者の声
この科目を選んだ理由を教えてください

- 研究開発の戦略策定に活用するため

- 自部門の商品企画/開発の方向性について考えていかなければならない立場にあり、考え方の参考にするため

- 次世代のネットワーク構築に当たり、どのような技術を開発すべきかの戦略を策定するため

修了時のゴールを教えてください

- 自社の開発戦略を自ら策定できるようになる事

- お客様視点で商品企画について考えられるようになる

- 技術者の視点から自部門のイノベーションとなる戦略を策定し、メンバーに納得いただき行動できるようになる

- 研究開発戦略の判断材料の提供が出来る

- 小規模な戦略判断が根拠を持ってできるようになる

- 本年度策定予定の会社の中長期計画に役立てる

この科目のよかった点を教えてください

- 実習が多く、ディスカッションベースで受講生に考えさせる、予習・講義・復習のステップ

- ケースを通じて論議することで色々な観点での考え方が身につく

- グループディスカッションにより、ほかの人の意見を聞けること

- ロジック展開の大事さを学べた点

- 考え方、フレームワークの使い方がわかる

- 今後の研究開発業務において戦略を考える上での知識とスキルが身についた

- 事業の分類方法、有効な事業の選択について具体的な方法を経験できた

クラス・講師について

- 幅広い経験と知識(があると感じた)をもとに分かりやすく説明頂いた

- 論理的にハンドリングされていた

- 講義はもとより他社の人と取引以外で真剣に議論できる貴重な場

- ディスカッション方法が通常と違っていて興味深かった

どのような学びが得られ、どのように活用しますか

- 技術そのものではなく、技術をどういうビジネスに活かしていくかの手段について色々な視点で学ぶことができた

- 戦略を定量的に評価する手法を得た

- 新技術の選定において将来性、採算性等の判断する視点、また考え方(ツール等)について学ぶことができた

- R&Dの源泉を探る際に、その素性の良さ/悪さを測る物差しになると思う

- 提案書などの書き方として応用できる

- 破壊的技術やポートフォリオマネジメントの考え方を、研究開発戦略に活用していきたい

- ポートフォリオについて当グループの事業や技術を分類し事業の選択をディスカッションするのに使う

- リードユーザーメソッドの考え方を活用したい。担当しているお客様でも、先進的なところから慎重なお客様まで幅があるが、リードユーザーで得た知見を他のお客様に活用していきたい

- シナリオ分析・ポートフォリオ分析をR&D方針策定で活用する

- 一リードユーザーメソッドと新規アプリケーションの活用に役立てたい