The Culture Factor @Tokyo 2016 逐次通訳

分科会

Time 13:30pm-15:20pm

トラック C企業の異文化適応力を高めるためのソリューション

パート1:
ホフステードモデルを異文化の経営課題解決にどう活用するか(ケーススタディ)

Summary
ホフステードモデル(6次元モデル)を利用することで、従来の「異文化理解」の概念を超え、お互いの文化的価値観の違いを中立的に評価する視点を獲得し、新たな次元で組織と人材に変革を促すことが可能です。本セッションでは、本モデルから見た日本の特徴を理解するとともに、日本企業を想定したケーススタディを行い、本モデルが日本企業の直面する多様性やM&A等の経営グローバル化のもたらす課題解決にどう役立つのかを提示します。
Speakers

勝 幹子 氏

勝 幹子 氏

サイコム・ブレインズ株式会社
グローバル研修第一グループ マネジャー/シニアコンサルタント

上智大学外国語学部卒業後、ウシオ電機株式会社に入社。人事部にて教育、採用関連業務に従事。その後、携帯電話向けソフトウェア開発をしている日系ベンチャー企業にて他企業との共同開発、共同プロモーションを推進するアライアンスマーケティングを担当。ビジネスに関する知識の増強と多国籍な人々の間でサバイバルする体験をしたいと考え、一橋大学大学院国際企業戦略研究科で2年間学び、MBAを取得。デンマーク、スペイン、イギリス、韓国での滞在経験や、アジアへの興味を活かして、特に多国籍メンバーへの研修や新興国派遣研修の企画に力を入れている。

水野 茂 氏

水野 茂 氏

イティム ジャパン株式会社 共同代表

営業・マーケッティングや人事・人材開発の職種でグローバルにキャリアを構築、ヴェネズエラ、シンガポールや米国での勤務を通じて多様性や異文化環境下での会社経営や人材育成の難しさを経験する。パナソニック社ホフステードモデル研修講師、プレゼンやミーティングを訓練するMiguel Diversity Consulting社 CEO、トリリンガル(日本語、英語、スペイン語)

パート2:
バーチャルチームを想定した異文化環境でのリーダーシップ開発

Summary
今日では、地理的に離れた人たちと実質的にプロジェクトを組み、電話/ビデオ会議、スカイプなどバーチャル環境で仕事を進める機会が急速に増えています。異なる文化的価値観を持ち、コミュニケーションや意思決定スタイルの違う人と効果的に働くにはどうしたらよいでしょうか?このセッションはホフステードモデル(6次元モデル)を前提とし、バーチャル環境下で日本人がリーダーシップを発揮するための難しさと、それを乗り越えるためのヒントをご提示します。
Speakers

Ralf van Haastregt

ラルフ・ファン・ハーストレヒト 氏

itim International アソシエイトパートナー

Vodafone、IBM、Shellなどのグローバル企業で、通信/IT分野のシニアプロジェクトマネジャーとして、10年以上に渡り多国籍のバーチャルチームをリード、今日のプロジェクトマネジメントにおける「文化」のもつインパクトを深く理解し実践してきた。その経験を活かし、itimではホフステードモデルとプロジェクトマネジメントの要諦を統合し、国境を超えたプロジェクトマネジメントにフォーカスを置いて活動、特にバーチャルリーダーシップに力を入れている。デルフト工科大学修士。日本での駐在経験を持つ。

藤井 真理 氏

藤井 真理 氏

イティム ジャパン株式会社 取締役

バイエル薬品で人材開発部長、QVCジャパンでトレーニング・組織開発ディレクターなど、欧州系米系のグローバル企業でタレントマネジメント・採用・人材開発・組織開発に20年以上従事。その傍ら、グロービス大阪校でヒューマンリソースマネジメント・組織行動学を12年教える。英ルミナラーニング社のルミナスパーク(R)、ルミナリーダー(R)認定プラクティショナー。ASTDジャパンにてタレントマネジメント委員会メンバー。米国コロンビア大学MBA、上智大学外国語学部イスパニア語学科卒。

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