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イベントレポート

2022年6月24日開催オンラインセミナー「研修企画の前に押さえておきたい『育成体系のキホン』~グローバル人材、海外拠点スタッフを例に考える~」 「キホン」である育成体系を意識しよう

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2022.09.28
勝 幹子 Mikiko Katsu
勝 幹子サイコム・ブレインズ株式会社
執行役員 / シニアコンサルタント

2022年6月24日、サイコム・ブレインズではオンラインセミナー「研修企画の前に押さえておきたい『育成体系のキホン』~グローバル人材、海外拠点スタッフを例に考える~」を開催しました。今回は特に、私、勝自身が多く顧客企業様よりお聞きする、グローバル人材育成、海外拠点人材育成に関するお悩みについて、「育成体系」に立ち戻って考えることでクリアになることがあるのではと思ったことから企画いたしました。

グローバル人材、海外拠点人材の育成というと、どうしても全社をカバーする育成体系のスコープからはみ出てしまっており、スポット的に発生する場合が多いものです。それゆえに、こういった研修企画をご担当される方は、研修の具体的な内容やその有効性を考える際に、頭を悩ませることも多いのではないでしょうか。

そこで今回、「このような研修のご担当者様は、そもそも育成体系の作成に関わったことがないのでは」という仮説のもと、お悩みを解決する一助として、育成体系のキホンをご説明する内容にいたしました。キホン過ぎないか、という一抹の不安もありましたが、結果、「研修内容を考える際、どのようなことを念頭においたらよいのかヒントをいただけたような気がします」といったお声を多数いただくことができました。また同時に、「問題と思っていたことを取り扱っていただいたので大変勉強になりましたが、実現するのはまだ難しそうとも感じました」というようなご意見もいただきました。

これらのお声・ご意見を受け、このレポートでは、今一度、育成体系の要素を取り入れながら、グローバル人材・海外拠点人材を対象とした研修企画をより良いものにしていくためのティップスについて復習してみたいと思います。

イベント概要

「研修企画の前に押さえておきたい「育成体系のキホン」~グローバル人材、海外拠点スタッフを例に考える~」

ティップス1:研修対象者の役割を検証する

研修企画を始めるとき、「対象者が実際に果たしている、あるいは期待されている役割をしっかりと把握すること」が第一歩となります。「育成体系図」(自社の経営理念・経営戦略・事業戦略を実現するための育成プラン。対象者の階層や機能別に、求められる役割、能力、それに応じた育成プランが定義されている)が見当たらないとしても、まずは、育成体系図のフォーマットを用いて、対象者の役割と、役割を果たすために必要な能力・スキルを書き出してみるとよいでしょう。そうすることにより、研修に必要な要素が見えてきます。

この時、対象者に加えて、周辺の方々の役割も同時に明示することで、より、「どの役割があって、どの役割は入っていないのか。次の段階ではどの役割を果たすことが期待されるのか」というように、全体像をクリアに理解できます。

ティップス2:OJTや自己啓発についてもセットで考える

「育成体系」では、主に教育施策を「OJT」「OFF-JT」「自己啓発」の3つに分けて考えます。研修やワークショップはOFF-JTに該当しますが、その内容を考える際は「仮にOJTや自己啓発を用いてその能力を強化するとしたらどうなるのだろうか」と考えてみると、新たな発見があることが多いでしょう。言い換えると、「これは、どうしても研修でやる必要があるものだろうか?OJTや自己啓発ではできないのだろうか?」と考えてみるということです。

「プレゼンテーションスキルを高める研修をしてほしい」という要望を例に考えてみましょう。プレゼンスキルを高める方法として、OJTでできることとしては「実際の顧客面談で実施する」、自己啓発でできることとしては「プレゼンテーションのハウツー本を読む」が考えられます。では、そのうえで「なぜ研修が良いのか?」を考えてみましょう。実際の顧客面談では、第三者からの指導を受けられないかもしれません。ハウツー本を読むだけでは、スキルを理解できても、実践まではできないでしょう。対象者のプレゼンをより良くするために、フィードバックや演習が不可欠と思われた場合、「研修」というOFF-JTトレーニングが最適だ、という結論になるわけです。

このように、常に「OFF-JTで実施する必然性」について考えることで、より効果のある研修が企画できるようになるのです。

まとめ

今回のセミナーを通し、「研修を企画する際の土台として『育成体系』というものがあるべき」「『育成体系』は必ずしも、全社規模で作成されるものではなく、グローバル人材・海外拠点人材といった括りや、部署レベル、拠点レベルでも作成が可能」ということをお分かりいただけたかと思います。

「部門やニーズ特化型の育成体系を作ってみたい」「育成体系とまではいかないけれど、海外拠点を対象とした教育施策を検討する上で、現地の育成課題、ニーズなどの調査をしたい」とお考えの方は、ぜひサイコム・ブレインズのコンサルタントにご相談ください。

  • 勝 幹子 Mikiko Katsu

    勝 幹子Mikiko Katsuサイコム・ブレインズ株式会社
    執行役員
    / シニアコンサルタント

    上智大学外国語学部、一橋大学大学院国際企業戦略研究科卒業。
    電機メーカーの人事部勤務ののち、ソフトウェア開発のベンチャー企業にてアライアンスを担当。国内外のビジネスパーソンともっと自信をもって渡り合えるようになりたいと、一橋大学大学院国際企業戦略研究科(MBA)に入学。多国籍な仲間と切磋琢磨しソウル国立大学への留学も経験。サイコム・ブレインズに参画後は多国籍な参加者向けの研修や海外体験研修の企画の立ち上げに携わり、インドネシア拠点の設立と運営を担当。最近では異文化マネジメントの講師や組織文化に関するコンサルティングでも活躍。海外出張に行けない昨今では、毎朝のジョギングや早めの就寝など健康的な生活習慣の継続に注力。鎌倉出身で将来の夢は海辺に住むこと。

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