企業コンプライアンスの重要性が叫ばれる中、企業による組織ぐるみの不正や社員の不適切な行為など、不祥事が絶えません。こうした企業の不祥事は、なぜなくならないのでしょうか。その根底には、コンプライアンスに対する誤った認識や不祥事を起こしやすい企業風土など、正しいことを正しく実行しようといった「掛け声」だけでは改善できない要因が潜んでいます。コンプライアンスをどのように捉えるべきなのか？そして経営レベルで取り組むべき課題とは？本講座では、特に管理職の方を対象に、不祥事が発生するメカニズムやコンプライアンスに対する誤った認識、そしてコンプライアンス活動の質を高めるためのアプローチについて解説します。