異文化適応異文化理解と適応―ホフステード国民文化の6次元モデルアプローチ編

ホフステードの6次元モデルによる異文化理解と適応

~国ごとの文化的な価値観を数値で把握することを可能にした
 異文化をシステマティックに理解する優れたアプローチ~

"国内外を問わず、外国人と一緒に働く現場では多くの場合、「日系企業の社員だから」ということで、外国人社員に対しても日本人的な価値観にのっとった行動を無意識のうちに期待してしまいがちです。文化的な価値観とは、この世に生まれて以降無意識に身につけた、いわば「心のプログラミング」です。目に見える行動として現れるのは「氷山の一角」に過ぎません。文化が異なる相手とのコミュニケーションにおいては、この「心のプログラミング」を理解することが重要です。

例えば、「技術者どうしは、専門用語さえあれば意思疎通できる」という思い込みにも、危険な側面があります。国によっては、日本人赴任者と「業務上のやり取りしかない」ことに対する不満が、モチベーションの低下や離職の原因になることもあるからです。

グローバルなビジネス環境で活躍する日本人には、確かに語学力もマネジメントスキルも不可欠ですが、文化的な価値観の違いによって起こり得るトラブルを回避する力、そしてたとえトラブルが発生してもそれを柔軟に解決する力も必要です。

このトレーニングは、異文化/組織文化の権威であるオランダの社会組織人類学者、ヘールト・ホフステード博士がIBMの各国の社員(72か国・11万6千人)を対象に行った調査およびその後の長年の研究・理論をベースとした、実践的かつ効果的なプログラムです。

ホフステード博士は世界で初めて各国の文化的価値観の違いを数値化した優れた研究者で、最も論文引用件数の多い学者としても知られる世界的権威です。

プログラムの狙い

このような課題をお持ちの方に適したプログラムです
  • 海外赴任者
    …赴任後、現地の社員や取引先と円滑なコミュニケーションがとれず
     本来の能力を発揮できない
  • 海外拠点の日本人マネージャー
    …現地人社員のマネジメントが上手くいかず、ストレスを抱えている
    …不用意な言動により、スタッフとの間に溝が出来ている
  • 日本本社(海外事業部など)
    …本社と海外拠点のコミュニケーションがうまくいかず、
     共同プロジェクトの進捗が滞りがち
    …外国人社員の雇用をはじめたが、問題が多く定着しない

自己と他国文化の価値観の違いを客観的に把握する
アセスメントツールを組み合わせた独自の研修プログラムにより、
外国人ビジネスパーソンとの効果的なコミュニケーションの取り方を
具体的に学ぶことができます。

プログラムの特徴

  • 文化とは何か?を改めて正しく理解するとともに、誰もが無意識のうちに持っているバイアスに気づき、かつ、考え方の軸となるフレームワーク(ホフステードの6次元モデル)を学ぶ。
  • 文化的な価値観の違いを理解するための理論(ホフステードの6次元モデル)の学習と、実際のビジネスシーンで起きうる問題を想定したケーススタディを通じて、文化的価値観の違いに気づき、ステレオタイピング(思い込み)と場当たり的な対応から脱却する。
    そのうえで、「外国人スタッフのモチベーションを喚起して仕事をスムーズに進めるにはどのようにしたらよいのか?」「社内/取引先/顧客と、ビジネスでより良い関係を構築する手がかりとは?」など、どのように異文化に対応していけばよいかを具体的に学ぶ。
  • 自分自身と他国(「普段接する相手の出身国」あるいは「赴任予定の国」)の文化的価値観の違いを客観的に把握するオンライン診断(Culture Compass※)と組み合わせることにより、診断結果が提示する外国人ビジネスパーソンとのコミュニケーションにおいて「起こりうる問題」に気づき、レクチャーでその具体的な対処法を学ぶ。
※【オンライン診断(Culture Compass)によるレポート(例)】
あなたと関心ある国、母国の比較スコア

受講者の声

  • ホフステードのモデルが非常に参考になる。文化の違いを漠然と捉えていたが、国ごとに客観的に数値で比較できるので、現地スタッフのNGポイントと日本人のNGポイントの違いがクリアに理解できた。
  • コミュニケーション上の問題があると、すぐに「現地の人間が悪い」と考えてしまっていたが、その国特有の価値観があり、それを非難しても何も改善しないことがわかった。お互いを理解し合うことが大切。
  • 現地スタッフ(権力格差が高い国)の価値観を誤解していた。マネジャーとしての権限を適切に使うことの必要性を初めて知った。
  • ケーススタディでは、外国人社員とのコミュニケーションで起こりがちな事例を使って原因と対策を考え、他の参加者と意見交換できたのがよかった。今後は今までより上手く対処できそうな気がする。

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