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女性管理職および候補者育成

化学メーカー女性社員のキャリア構築と上司の意識変革

お客様の課題

2020年に向け女性管理職登用数を増やしたいが、管理職を目指すキャリアプランを描いている若手女性社員が少ない。また女性社員の上司も女性の中長期キャリアを見据えた仕事のアサインをしていない。

課題の整理

女性管理職登用数を増やすために、女性社員には業務で様々な経験を積ませ育成する必要がある。しかし、社内に女性管理職のロールモデルが少なく、女性社員自身が長期のキャリアビジョンを描くことが難しい状況である。また、女性はライフイベントでキャリアが中断されがちなため、早めにキャリアを積める業務体験が必要とされるが、上司に女性の中長期キャリアを見据え仕事をアサインしようという意識が育っていない。

研修のねらい
女性社員およびその上司の双方が、中長期的な視点で女性社員の成長・育成を
アクションプラン化し、実行に移すことで、女性社員がより活躍できる風土を醸成する。
  • 【研修の構成】
  • 第1回 若手女性社員によるアクションプランの立案
  • 第2回 若手女性社員を部下に持つ上司による育成計画の立案
  • 第3回 若手女性社員およびその上司のすり合わせによるプランの完成

<第1回>キャリアデザイン研修

対象

若手女性社員

ゴール

自身のキャリアに対する思い込みと会社の期待とのギャップを認識したうえで、あらためて中長期のキャリアを展望し、その実現に向けたアクションプランを立案する。

内容

【事前課題】

直属の上司、同僚、他部門から自分が期待されている役割についてワークシートにまとめる。


【研修当日】

  • 会社の期待を理解する
    役員講話を聴き、自身のキャリアに対する思い込みと会社の期待とのギャップを認識する。
  • グループディスカッション「自身の会社への貢献を、会社の期待に照らして振り返る」
    グループディスカッションによって自身の職場でのミッション、現状での悩みや課題、その解決に向け行うべきこと、周囲との連携の仕方を考察し、自らの気づきを促進する。
  • 講義
    講師のレクチャーを基に、自分自身の仕事の意義について新たな視点で考え、自身の役割や貢献を俯瞰して視る。
  • 個人ワーク「自身のキャリアの振り返りと強みの明確化」
    ワークを通して過去の成功体験を振り返り、自身が働くうえでの「軸」と「強み」を明確化する。
  • 個人ワーク「中期キャリアビジョン展望」
    事前課題や本研修の中で考察してきた内容を基に、自身のライフイベントも考慮しながら中期キャリアビジョンを描き、グループ内で発表する。

【事後課題】

中長期キャリアビジョンと実現に向けたアクションプランを立案する。

<第2回>女性活躍推進研修

対象

若手女性社員を部下に持つ上司

ゴール

女性社員育成上の現状の問題点と解決策を主体者の視点で明らかにし、中長期での視点をもって女性社員のキャリア形成を後押しできるようになる。

内容

【事前課題】

部下である女性社員に期待する事、現在与えている仕事(役割)をワークシートにまとめる。


【研修当日】

  • 会社の期待を理解する
    役員講話にて会社の女性社員に対する期待を聴き、自身が女性社員をどう育成すべきかを認識する。
  • グループディスカッション「現状の課題分析&解決策立案」
    グループディスカッションによって女性部下育成上の問題点を共有することで、女性の中長期キャリアを見据えた育成の重要性についてマインドセットする。
  • 講義
    講師のレクチャーにより、経営戦略としての女性活躍推進(企業にとって女性が活躍するメリット)と女性のライフイベントや女性社員のモチベーションアップの方法(女性社員との接し方)を学習する。
  • 個人ワーク「OJTの仕方、Off-JTの機会の与え方、自己啓発のアドバイスの仕方」
    ワークを通して女性社員への仕事の与え方やキャリア形成において、性差をどう認識し、どう配慮すべきかを考察。3ヵ年育成計画をまとめ、グループ内で発表し共有する。
  • ケーススタディ「女性社員とのキャリア関連の面談の進め方」
    当社オリジナルのケースを用いて女性部下との面談の場を体験し、コミュニケーションにおけるポイントやラポールの築き方について学ぶ。
  • 個人ワーク「アクションプラン策定」
    本研修の中で考察してきた内容を基に個人ワークの「OJTの仕方、Off-JTの機会の与え方、自己啓発のアドバイスの仕方」をブラッシュアップする。

【事後課題】

部下である女性社員の3ヵ年育成計画を完成させる。

<第3回>上司部下合同研修

対象

若手女性社員及びその上司

ゴール

女性社員の一段の活躍に向けて上司側、女性社員側双方の意識改革をさらに前進させ、中長期の育成・成長を見据えたアクションプランをブラッシュアップする。

内容

【研修当日】

  • 本研修全体のねらい再確認
  • キャリアデザイン研修(第1回)、女性活躍推進研修(第2回)のグループ討議結果の共有
    過去2回の研修の中で発表された意見や課題を講師が解説し、受講者全員が共通認識を持つことで足並みを揃える。
  • 現状課題の再認識と解決の方向性の検討
    女性社員及び上司双方に女性社員の活躍に向けての「無意識のバイアス(思いこみ)」がなかったかを内省し、現時点で解消されているか、過去研修の事後課題で策定した内容が、本研修のねらいに沿っているかを確認する。また講師のレクチャーにより、バイアスの外し方を学習する。
  • 過去2回の研修の事後課題 好事例3組の共有
    本研修のねらいに沿った事後課題を策定した受講者3組を事例として取りあげ、全体に共有する。その後、自身の事後課題をブラッシュアップする。
  • 上司および女性部下ペアワーク「アクションプランのブラッシュアップ」
    女性社員が、ブラッシュアップした事後課題を上司にプレゼンし、必要に応じ相談事・悩みなどを話す。上司は、部下である女性社員のプレゼン内容についてコメントする前に、自分の事後課題をプレゼンし、部下に対する想いも伝える。互いのプレゼン内容についてコメントを交換したうえで検討点を明確にし、それを改めてすり合わせる。

受講者の声(一部抜粋)

  • 今まではキャリア開発の面談で、来期の目標や今期の成果など直近の話しかしたことが無かった。今回の研修で、将来の自分のキャリアビジョンについて考え、話す機会が出来て非常に良かった。(女性社員の感想)
  • 部下とじっくり話す機会が取れたことが良かった。今まで上司として伝えてきたことが充分に伝わっていなかったり、部下を理解しているつもりが、あまり理解してあげられていなかったことに気付けた。自分のバイアスを意識しながら、部下に仕事を与えていきたい。(上司の感想)

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