DX、働き方改革、ダイバーシティ経営――この10年で企業は様々な変革に取り組んできました。こうした流れの中で、従業員は、柔軟な働き方や働きやすい環境、多様性を受け入れる風土といった恩恵を享受することができました。しかし、その一方で、人生100年時代とも言われる永い人生の中で、自らキャリアを切り拓き、歩み続けなければならないという「プレッシャー」や、変化の激しいビジネス環境の中で人的資本経営を推進したい企業側から求められる「配置転換」や「リスキリング」、「成果主義」への対応など、多くのストレスに晒されています。
そうした中、多くの企業では、“人的資本経営”、“企業価値向上”、“生産性向上”の文脈でエンゲージメントサーベイを導入し、そこから見えてきた組織と職場環境の課題に取り組んできました。にもかかわらず、最近よく耳にするのは“管理職の罰ゲーム化”や “非管理職の静かな退職“といった言葉です。そして、社員に「もっとパフォーマンスを発揮して欲しい」と考える経営者・経営企画・人事担当者から聞こえてくるのは、サーベイ数値に変化が現れず、「どのような手を打てばよいのか分からない」、「現場に対応を促しているが、効果が感じられず、もどかしい」といった声です。
本セミナーでは、アジャイルHR社がインテージ社および東京大学と共同開発した「A&Iエンゲージメント標準調査」ツールを用いた『第3回従業員エンゲージメント全国1万人調査【2025年版】』の結果をもとに、現状の整理と、サーベイ数値が上がらない実態に切り込み、打開策を提言します。
申し訳ございませんが、同業他社様からのお申し込みはご遠慮願います。
松丘 啓司
Keiji Matsuoka
株式会社アジャイルHR
代表取締役社長
アクセンチュア株式会社にて人と組織の変革を支援する「チェンジマネジメントサービス」の立ち上げに参画して以来、30年以上に渡って一貫して人材・組織変革のコンサルティングに従事し、多くの企業の変革をサポートした経験を持つ。これまで多数の著書を出版してきたが、「人事評価はもういらない」(2016年)は人事だけでなく一般の読者にも広く読まれるベストセラーとなった。「1on1マネジメント」(2018年)はピープルマネジメントの教科書として多くの企業で活用されている。人的資本経営の中核となる「エンゲージメント」とは何か、その「エンゲージメント」を高めるためには何が必要なのかを記した「エンゲージメントを高める会社」を2023年4月に執筆。
小西 功二Koji Konishi
サイコム・ブレインズ株式会社
ディレクター/シニアコンサルタント
神戸大学文学部卒業、名古屋商科大学大学院 経営学修士(MBA)、中小企業診断士。前職では自動車メーカーのコンサルティングファームにて、系列ディーラーの経営改⾰を⽀援。販売台数の増加、利益拡大、赤字経営からの脱却、後継者育成など幅広い支援業務に携わる。2013年、サイコム・ブレイ ンズ入社。コンサルタントとして、顧客企業のパフォーマンスが向上し、「社員が元気になる」様な研修プログラムの開発・提供に力を注いでおり、人や組織がよりよく変化していく事を体感できることが最大のモチベーション。近年は講師として、ロジカルシンキング、コミュニケーション・商談・交渉・ファシリテーションスキル強化、マネジメント・リーダーシップ強化といったテーマで数多く登壇。
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